キャラクターの紹介 |
アンドリアズ |
傭兵団「ブルーフォックス」の4人の長の一人。
沈着冷静で智謀に優れている。
幼い頃にある貴族の目に留まり素質を見出され、兵士としての教育を受けた後、第四王子レヴァンティア・シェイファムの侍従兼護衛となった。戦略や戦術への心得もあり、ディオフィールド島に古来より伝わる古代魔術にも精通している。有能な密偵を複数抱えており、策略や搦め手等も得意とする。
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フレドレット |
傭兵団「ブルーフォックス」の4人の長の一人。
中級貴族レスター家の長男。
アンドリアズとは幼い頃から死地を共にしてきた盟友で、固い絆で結ばれている。直情的で裏表のない性格のため、民衆から慕われることが多いが、熱くなると周囲が見えなくなることもある。身体能力に優れ体躯も戦士として申し分ないが、特に馬術が得意で、戦場では騎馬兵として縦横無尽に駆け回る。
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アイゼレア |
傭兵団「ブルーフォックス」の一人。
稀代の傭兵として名を馳せたゾルアック・ウィガンの一人娘。
父譲りの戦闘の才を持ち、その神速の剣術は卓越したものだと定評がある。殺し合いは本意ではないが、腕試しには積極的。心優しき良識人だが、それ故か戦争の苛烈さから眼を背けたいという心根の弱さも併せ持つ。
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イスカリオン |
傭兵団「ブルーフォックス」の4人の長の一人。
下級貴族コルチェスター家の嫡子。
十代の頃に近隣の騎士団に所属していたが、ある事件を機に脱退し、その後自由騎士と名乗って王国内を独りで旅をするようになった。他人に寄り過ぎず、独特の飄々とした雰囲気を持ち合わせるが、弱者を放っておけない優しさもあり部下には慕われやすい。弓の扱いにかけて天才的な腕を持ち、その能力を活かして傭兵稼業を営んでいた。
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ワルターキン |
傭兵団「ブルーフォックス」の4人の長の一人。
上級貴族レディッチ家の息女。
サウスフィールド有数の貴族の娘として育ったせいか、身勝手な振る舞いが目立つが、隠しきれない気品と知性、そして生まれ持った美貌を持つ少女。幼い頃より古代魔術に興味を持っていたため、独学であらゆる研究を重ね、若い身の上ながらも絶大な力を持つ魔術兵として大成した。
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名前 |
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ロレイン・ルクシオ |
傭兵団「ブルーフォックス」の事務方で、政府への連絡役も担う。
中流貴族ルクシオ家の才女として評判の娘だったが、幼い頃から男尊女卑の貴族社会に疑問を持っていた。16歳に政略結婚で嫁ぐことを父親から強要されるも「自身も社会に出たい」と反対して家出、ヘンデ公が出資していた学院へと入学する。卒業後はヘンデ公爵派閥の高官として働く中で次第に貴族社会においても注目を浴びる。
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ヘーザリア・シェイファム |
シェイファム王家の王女。
オルティナ王国国王ラガルトの第四子であり、母親はラガルトから最も寵愛を受けたと言われる第三妃ステラ。生まれて間もなく、ラガルト王が病床に伏せたため、国内の権力闘争に巻き込まれことになる。その際、第二王子ヴィクトルと彼に近しい元老院大臣キンブル公によって捕えられ、以来、ヘゼルの塔に幽閉されることになった。
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ウィリアム・ヘンデ |
代で上級貴族へと昇りつめたヘンデ公爵家の主。
若い頃に大陸へと留学し、そこでの経験を活かして帰還後に一族を繁栄させていく。ジェイドの取引によって外貨を獲得、その資金で国内の領地を拡大すると共に、大陸の様々な技術を取り入れた独自の事業を成功させ、稀代の資金を得た。数年前に元老院大臣に昇格すると、自らの騎士団を設営するなど、武力増強も積極的に行ってきた。 |
ゾルアック・ウィガン |
数十年前のセントラルの内乱において活躍を見せた伝説の傭兵。王政府に雇われ、国内を転戦し、多くの内乱を平定する際に功績を残した。いくつもの武勲も授与されたが、ある戦場で足を怪我をしたことを契機に戦線から退いた。数年前、家に転がり込んできたアンドリアズとフレドレットを匿うことになる。妻子持ちで、娘はアイゼレア |
トレミナ・アンブルト |
サウスフィールドの商人の娘。
生真面目で一度決めたことを曲げない性格。融通が利かないため、とっつきにくい印象を持つが、国のために礎となりたいという一心から来るもので、生来より志は高い。大陸から流入した新たな政治思想・民主主義を知り、オルティナ王国内でもその気運が高まると次第に傾倒してゆく。
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キャスターヴ・ブノア |
ヴェルマ共和国出身の連合軍の騎士。
好奇心が旺盛かつ女好きで陽気な男。大陸の片田舎で生まれ、若い頃は風来坊をしていたが、やがて大成することを求めて様々な兵団へと入団し、己の実力を上げていった。ガングリットという帝国製の近代魔術武器を手に入れた彼は、その力で暗殺業を営み始めるが、ガングリットの暴発で命を落としかけてから、槍を扱う騎馬兵となった。
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カトリーヌ |
グランベル聖教内の武装組織テンプルナイツの一人。
ノーザンフィールド出身。敬虔なグランベル聖教信者の家族に生まれたカトリーヌは、幼い頃より両親から聖教の教えを強く聞かされ、疑うことなく神を信奉して育った。それ故に将来は神に従事できればと考え、幼い頃から剣術と盾術、そして魔術の訓練に明け暮れ、晴れてテンプルナイツに選抜された。
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エスターテ・ユーファ |
魔術士の少年。
身寄りのない孤児でグランベル聖教管轄の孤児院で育っていたが、魔術の素養があることが判明し、一人孤児院を離れ、魔術兵として傭兵業を始める。以来グランベル聖教の武装集団テンプルナイツから定期的に仕事を依頼され、護衛などの任務を担ってきた。美少年という見目も相まって温和な印象を持たれることもあるが、本人の性格は少し穿っており、物事や社会への反骨心が強い。
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シーヴァット・マルチン |
レディッチ家の元・使用人で、盗賊団アドウルフの長であるハディ側近の一人。
ワルターの幼少期を知っており、彼女の性格や嗜好も熟知している。己の利益のためにレディッチ家の家臣となり、その後盗賊へと転身。状況に応じて転々と移動を繰り返している。一所に留まらないのは、時代の潮流に逆らわずに生きるという性分の現れ。
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ユーマリダ・バリアス |
長身の女傭兵。
アンドリアズに連れられて、ブルーフォックスに入団した。女性ながらにして長身で筋肉質、身体能力に優れてはいるが、最も得意とするのは近代魔術武器のガングリットによる狙撃で、ガングリットは仕えていた貴族が大陸での中古品の武器商を営んでいたため入手したものだという。集団行動が苦手で他の団員とも必要以上に接しようとしない謎の多き女傭兵。
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ゼーヴァティアン・シュガル |
ルティナ王国を侵略する帝国軍の指揮官。
少年の頃から兵士として駆り出される。数々の戦争で軍功を挙げる中、建国されたばかりのトルベルト・シュヴィア帝国皇帝の目に留まり登用され、精鋭部隊の一員に抜擢される。無駄や甘さを嫌う生粋の軍人気質で、その圧倒的な戦略に帝国内でも英雄と名高く、次期皇帝の器と評価する声も多い。だがその一方で人間離れしたその様相を、危険視する声もある。
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